元米兵が語るイラク・パレスチナ
・・・ケン・オキーフさんを迎えて

8月4日 ひとまち交流館(河原町六条)
 第四・第五会議室


18時開場 18時半開演 21時終了

講演 ケン・オキーフさん 通訳 きくちゆみさん
前半 ケンさんの講演、後半、きくちさんと対談
参加費500円 入場180名まで
主催 ピースウォーク京都

ケン・オキーフさん(34歳)は元米兵。
湾岸戦争に参戦し、劣化ウラン弾により被曝。
以降、アメリカの戦争に反対しはじめ、
イラク戦争の時には人間の盾を呼びかけて、
バクダッドに入りました。
パレスチナもたびたび訪れています。
ケンさんからイラクのこと、パレスチナのこと、
そして劣化ウラン弾のことを聞きましょう!

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ケン・オキーフさんを迎えるにあたって

イラク戦争をやめて欲しい。
劣化ウラン弾をもう使わないで。
自衛隊を呼びもどそう。
パレスチナに平和を。

私たちはそう思いながら何度も街を歩いてきました。
6月5日にはイラクで拘束された安田純平さんを招き、
イラクの状況を話してもらいました。
そのとき私たちはケン・オキーフさんのことを知りました。

ケンさんは元米兵。13年前の湾岸戦争に参加しました。
イラク軍と交戦し、命令されて米軍が破壊した戦車を調査。
帰国したのち、戦友が謎の病気で次々倒れていきました。
劣化ウランで被曝してしまったのです。
ケンさんは、アメリカの戦争のあやまりに気づきました。
イラク戦争の際は人間の盾となってバクダッドに。
彼の呼びかけに世界中から350人が集まりました。
ケンさんは後にバグダッドでアメリカのパスポートを焼き捨てました。

その人間の盾に日本から加わった参加者に
ケンさんはこう語りました。
「生きているうちに、広島・長崎の被爆者に会いたい・・・」
今回の来日はこうして決まりました。
その後、ケンさんはパレスチナにもおもむき、
世界中から市民監視団が集まることを提唱。
イスラエルの封鎖を破ってガザに入ろうとしました。
捕えられて投獄されましたがハンストで抗議を貫きました。

今、ケンさんはロンドンにいますが8月に来日します。
東京・京都・大阪・神戸・福岡、そして広島・長崎を周ります。
「ヒューマン・シールド神戸」の吉村誠司さんを中心に
各地でケンさんの話を聞く企画がたちあがりつつあります。
わたしたちピースウォーク京都も、ケンさんの切実な訴えに
ぜひ応えたいと京都にお迎えすることになりました。
イラクのこと、パレスチナのこと、劣化ウラン弾のこと、
ケンさんの溢れる思いに是非触れに来てください。

みなさんのお越しをお待ちしています。

2004年 夏

ピースウォーク京都


招聘責任団体
「ヒューマンシールド神戸」吉村誠司
090-3247-0055
peace-no-war@m7.dion.ne.jp

8月3日東京、4日京都、5、6日広島、7日神戸、8日福岡、9日長崎