☆8月3日中村哲さん講演会での、
アンケートにお寄せ頂いた感想です。

<その@>

●アフガニスタンの現状がわかりやすく説明されていて、
非常におもしろかったです。
私も8月9日からネットワーク地球村というNGOの支援活動で
アフガニスタンに行き、農村部での井戸・カレージの整備を
スタートさせます。今日の中村先生の話から勇気をもらいました。
またいろいろと教えていただければと思います。

●アフガニスタンで活動されている中村哲さんのお話が聞けて、
日本しか知らない自分の偏見が少しくずれ、又世界が少し広がり
良かったです。

●今日のお話を伺って、アフガニスタンの状況や、当時の国際関係が
よくわかった、という事もありますが、一番胸に残ったのは、
「世の中の流れにまどわされず物事をみつめられた」という事と、
「自分が救われたのだ…」という事でしょうか。
改めて自分にできる事を問い直してみたいと思いました。
立命館大学の国際平和ミュージアムでの常設展ガイド(ボランティアです)
の折に活かしていきたいと思います。

●講演前のビデオで、地域の人たちが用水路を掘っている場面を見て、
ブルドーザーとかを借りるなり持っていくなりして、使用すれば、
作業も簡単になるんじゃないだろうかと思ったことを少し後悔しました。
確かにその方が便利なんだろうけど、地域の人たちが自分たちの力で
状況を良くしていくことが大切なんじゃないかと気付いたので。
毎月買っている「わしズム」という雑誌で今回偶然(?)中村さんの対談が
載っていて読んでいたのですが、雑誌と違って直接お話が聞けたというのは
とても良かったです。笑いあり涙ありでとても充実した時間を
過ごせました。ありがとうございました。

●音響が悪いのは、しかたないと思いますが聞き取りにくく残念でした。
アフガンの現状がとても良くわかりました。特に現地にいる人ならではの
アフガンの人々の日本への感情も率直に知ることができました。
日本でほそぼそと平和のとりくみをしていますが「自分がやろうと思うことを
真っ直ぐにやってください」という中村先生の言葉に勇気づけられました。
国際援助のあり方、北朝鮮の問題、本当にいろんなことを学びました。

●以前、テレビで先生の事を知り、ぜひ講演を聞きたいと思っていました。
映像をまじえたお話で、井戸や水路ができる以前と後の変化がよくわかり、
人々の働いている様子も、気力をなくしていた人々の働く意欲も出るきっかけ
になっているのもわかってよかったです。
戦争に対する怒りは、以前よりもありましたが、ますます感じ「仕方ない事」
「タリバンやフセインをやっつける事がこの国の人のためになる」と思っている
人達(結構たくさんいると思う)に対しても、呼びかけていかないといけないと思います。

●昨年も講演会に来て本日2度目です。やはり戦争には反対です。
日本も再び戦争への道をたどろうとしているのが悲しく思います。中村先生の
お話を聞いて、井戸を掘ったり用水路を作ったり、私も行ってみたいと思いました。

●本当にすごい事をされていて、本当に言葉もありません。今の私にできる事から
本当に少しの事ですが、していきます。
中村さんのお話は、ひとりひとりとの対話を大切にされていて、中村さんのような
人になりたいです。

●とてもいいためになる話を聞くことができて、とても勉強になったと思います。
自分なりに先生の話を聞いて感じたことを消化し、整理して、自分のよいと思う
こと、やりたいことを、実際に行動していきたいです。
本日はどうも、本当にありがとうございました。

●映像を通して本当の人々の表情、現状がひしひしと伝わってきた。私たちが
暮らす生活では考えないような事実が溢れている。
同じ空の下で生きる人々が求める「日々の暮らし」。援助を求めるだけでなく、
そこで生活している人々一人一人こそ平和への近道ではないでしょうか?
今、私たちが見放してしまおうとしているアフガニスタンを今、ここから、
受けとめ、action をおこしていかなければならないと思います。

●中村哲さんのお話を聞く事ができ、いろいろ思いがめぐりました。
心に留めておきたい言葉もたくさんありました。
最後の子どもたちの明るい顔のスライドはキラキラしてて素敵でした。
自由とは、人のためとは、自分のため?助けるって何だろうか。
いろいろ考えるとよくわからなくなりますが、中村さんのおっしゃるように、
たくさんの物を持ちすぎて、体が重くなってしまったのかもしれません。
シンプルに。普通でありたいと思います。周りにまどわされず、冷静な目を
持つのってむつかしい。

●9.11前はアフガニスタンについて、関心をよせていることはありませんでした。
9.11以降、アフガニスタンに関心をよせてはいたものの、マスコミの報道が多く、
結局、私はアフガンの人々一人一人をみているのではなく、空から広範囲に
みていただけなのだと、今日、あらためて思いました。
私も今、医療スタッフとして、病院勤務をしていますが、根本にあること、人々の
絶対的な権利(うばわれてはいけないこと)は「生きること」だと思います。
中村哲さんは、視野を広く持ち、診療だけではどうにもならない、干ばつ地域の
井戸掘りに踏み切ったことはすごく斬新というか柔軟な考え方のできる人だと
思いました。無駄な事・物のない中だからこそ「何が本当に大事で必要か」という
ことが、明確になったのでしょうね。
お話をきけて、いろいろ考えることが増え、これからの自分自身にとてもために
なるものだと思いました。ありがとうございました。

●しばらく永田町に居て国会で小泉さんや川口さんや石破さんの訳のわからない
答弁を聞かされて頭がおかしくなりそうだったぼくは、中村哲さんのお話をきいて
ホッとしました。
手話通訳スタッフの皆さんには感服!

3回目にして初めて参加できました。なんといっても質疑応答がよかった。
やはり本音で聞く。本音でこたえることに意味がある。

●アフガン現地で活躍されて  マスコミが殆ど取り上げない現地状況を詳しく
話され、今後ニュースを見る上参考にしていくつもりです。

●活動は、自分の命を懸けて、現地の何万人の人たちの命を救おうというすごく重い
ものなのに、中村さんのお話はユーモアたっぷりで、明るい気持ちで聞けました。
とはいっても、軽く流してしまうことなく、家に帰ったら、
家族や友人に伝えたいと思います。私自身、将来国際協力に関わりたいと思っているので、
現実の遠さというか、厳しさを知り、
ため息が出そうになると同時に、また、はげまされました。

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