藤田千代子さん(ペシャワール会PMS支援室室長) アフガニスタンに命の水を~中村哲さんの遺志をつなぐ 2022年5月8日(日)
アフガニスタンからの報告
【日時】 2022年5月8日(日)14:00 開演 (13:30 開場)
【場所】 ひとまち交流館⼤会議室(京都市下京区河原町五条下る hitomachi-kyoto.jp)
【参加費】 無料(会場カンパをお願いします)
【主催】 ピースウォーク京都 https://pwkyoto.com
【連絡先】 080-6159-6073(荒野)
中村哲医師がハンセン病医療活動のためパキスタンに向かってから30年、大干ばつと戦火のアフガニスタンで、ぺシャワール会は現地の人びとと力を合わせ、干上がった砂漠に水路を引き、緑の大地を創り出してきました。看護師の藤田さんは中村哲さんとともに、現地になくてはならない存在として活動を続けてこられました。
中村哲さんが不慮の死を遂げてから、アフガニスタンから米軍が撤退し、タリバン政権が成立しました。アフガンに命の水を!と続けてきたペシャワール会の事業は、今どのような困難に直面しているのでしょうか。中村哲さんの死に打ちひしがれた藤田さんですが、「中村先生の仕事を引き継ぎたい」というアフガン人スタッフに背中を押されるように水路建設事業のただなかに戻りました。現地を熟知する藤田さんがいなければ、事業を続けられなかったといいます。
中村哲さんの死後、世界をコロナ禍が襲い、誰もが不安のただなかに生き、今はロシアのウクライナ侵攻の渦中にあります。今こそ中村哲さんの言葉を聞きたいと、2年余の時間の中で何度願ったことでしょう。藤田さんに長年の歩みと現地からの報告をお話しいただき、中村哲さんの声にもまた耳を澄ます時間をともに持ちましょう。
藤田千代子さん(ペシャワール会PMS支援室室長)プロフィール
1958年12月、鹿児島県肝付町生まれ。1990年からパキスタンで医療活動などに従事。治安悪化で2009年に帰国し、日本から後方支援にあたる。昨年、看護分野の国際的貢献者に贈られるフローレンス・ナイチンゲール記章を受章した。
写真展開催のお知らせ
「水を招く」中山博喜さん写真展(堺町画廊にて)
2001年からペシャワール会の現地ワーカーとして中村哲さんとともに働いた写真家中山博喜さん(京都芸術大学准教授)が、作業の合間を縫って中村さんや現地の人びとの日常を撮影した写真を展示します。また、5月13日(金)には中山さんによるギャラリートークを予定しています。
【日時】 2022年5月7日(土)~15日(日)12:00~19:00
【*】 9日(月)休廊。8日(日)午後は講演会のためお休みです。
【場所】 堺町画廊 https://sakaimachi-garow.com
⇒ アクセス(京都市中京区堺町通御池下ル。烏丸線 烏丸御池駅から御池通を東へ徒歩5分。東西線 市役所前駅「Zest8番出口」から御池通を西へ徒歩5分)